2012/1/25 Review

1月25日に設計演習DE2011のレビューを行いました!
1年間の全作品をムービーで振り返りながら、各先生賞、奨励賞、TA賞を表彰しました。

レビューブックについては後日履修者全員に連絡いたします。

1年間みなさんありがとうございました。 

Reviewの様子
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古谷誠章 賞 

長谷川駿

模型の完成度の高さだけでなく、プレゼン全体の内容の濃さには毎回驚かされました。
これからもその総合的なバランスに磨きをかけてください。by TA
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乾久美子 賞

菅野正太郎

器用でまじめで、プレゼンの言葉にとても共感できました。
その強みを武器に菅野くんらしさをプラスしていってください。by TA
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山岸綾 賞 

丸茂友里

淡々としていながら、素材や表現方法において今までにない方法にチャレンジしていたように
思いました。これからも新たなスタイルを見つけてください。by TA
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桑原賢典 賞 

猪又直己

透明な素材を扱うのに長けていて、大きな模型よりも小さな模型で評価されていたように思います。最小限の表現で人にモノを伝える事に成功していたのだと思います。by TA
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奨励賞 

塩谷歩波

いつも1番に提出してくれました。
模型だけでなく、独特の絵のプレゼンテーションがあり、手を動かすのが好きなんだなということがよく伝わってきました。by TA
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奨励賞 

高橋良爾

自分の好みがよくわかっている人なのだなと感じました。小さなスケールを扱うのが得意な才能を、異なるスケールでも生かせるように挑戦していってください。by TA
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TA賞 

小林千尋

映像作品などメディアを意欲的に取り上げて授業を盛り上げてくれました。
作品制作だけでなく、授業中に積極的に発表する姿勢がすばらしいと思いました。by TA
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TA賞 

高橋京平

ダンスを取り入れたプレゼンテーションは私たちの知る限り歴代初ではないでしょうか。
これからも自分なりの表現を磨いていってください。
模型の上達度は1番だと思います。
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# by enshu11 | 2012-01-25 17:20

2011年度 設計演習E 第5課題

■第5課題 「シェアするパティオ」

出題:坂本知子


建物に囲まれた屋外スペースはスペイン語でパティオと呼ばれています。
住宅の建物ブロックに最低限の採光と通風のためだけに開けられた2メートル四方くらいの井戸のような空間から、バルセロナのセルダ・ブロックの中にある一辺が70メートルくらいもある巨大な庭のような場所までサイズも用途も様々ですが、外部からの騒音がほとんど無く、近隣の人達だけで使える安全な屋外空間は、小さな路地に面した縁側にも似た優れたセミ・パブリック・スペースとして捉えることができます。

パティオ自体はどんな用途の建物においても設定することができますが、この課題では、パティオを集合住宅において近隣の住民同士が空間や時間をシェアするための装置、と捉え直して新しい「屋根のない部屋」を設計して下さい。雨天、夜間、冬季などに一時的に屋根を閉じることができるような機構をつけても構いません。

住民同士で共有できる新たな機能を住宅に加えてもいいですが、たとえば住宅の中からある部屋や家具、設備やモノの一部を取りあげて、その何かを積極的にシェアすることによって、総体として空間やエネルギー、資源、コストなどをより有効に使える可能性にも留意してみてください。

提出物:
A5縦サイズのブックレット(見開きA4横使い)。ページ数は自由。制作または印刷しやすいよう、屏風綴じでも可。原則として、絵本やパワーポイントのプレゼンテーションのような感じで見開きに一つのイメージのみを置いて、そこに注釈テキストを重ねて下さい。スケッチ、インスピレーションを得た写真、コンセプト図、ダイアグラム、コラージュ、などコンテンツは自由、イメージの解像度は低くてもあまり気にしないで下さい。模型を作る場合は、それを写真撮影したものを、レイアウトしてください。

最終提出日:12月21日(水) 午後1時(時間厳守、ただちに1次評価)
作品講評会:12月21日(水) 午後3時(講評終了後最終評価、作品返却)


“A patio which is shared”

assignment by Tomoko Sakamoto


An outdoor space, which is surrounded by building, is called patio in Spanish. Patio could be in any sizes and could be used in many ways. For example, it could be as small as a two meter square like a well which is opened in the building’s block of houses to just get enough light and draft, or it could be as large as 70 meters like in Jardins de Maria Merce Marcal, Barcelona where it is used as a huge garden. It could be said that it is a excellent example of semi-public space with a safe outdoor place to meet up with neighbors without almost no noise from the outside, and it is also like an engawa (verandah) facing a narrow alley.
Patio could be set up in any kinds of buildings but in this assignment, design a new “room without ceiling” by thinking about patio as a equipment where neighbors inside a complex housing share space and time. You may put features to shut the ceiling on a temporary basis during the time of rain, during the night, and in the winter.
You may think about a new function which the inhabitant can share, but I would like you to keep an attention on the possibility of using space, energy, resources, and costs efficiently by sharing something positively, for example by thinking about a part of something inside the house such as rooms, furniture, or equipments.

Requirements:
A booklet in the size of A5 used vertically (A4 horizontally when spread)
Number of pages is free.
It may be bind by folding so it could be is easier to produce.
As a general rule, put only one image in one spread page, like a picture book or presentation on power point and lap over a text comment.
The contents are free; it could be a sketch, a photograph that you got an inspiration from, a concept drawing, a diagram, or a collage. Please do not be concerned about the resolution of the images. If you are making a model, please take a picture and layout inside your booklet.

Date of submission:December 21 Wed1:00pm
Review of submission:December 21 Wed3:00pm
Grades will be given at the end of the review and the works will be returned
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# by enshu11 | 2012-01-06 17:05 | E5

○○○○ 丸茂友里

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丸茂:普通のパティオは四方を囲まれているが、二つの路地に囲まれた空間を考えた。
HOUSE Aの建物空間が数珠つなぎになっているものが面白いと思い、それを抽出してパティオを考え、雁行のようなところに住まうということを考え、路地のような空間で繋げた。断面図を本に表現した。
桑原:真ん中の建物がありそうな空間を庭にして周りに建築、そのとき周りを四角にしている。細長いところに無理矢理住むのが面白い。中の細いのがおもしろいのだから、細い空間をもっと活かした方が面白い。
坂本:模型を見ると向こうが透けて絡み合っている様子がわかるのが良い。面白しろそうと思った。
山岸:プレゼンが良かった。シンプルにリサーチがあって、コンセプト、平面図、断面図の表現の仕方もよい。
境界がないのがいいのかも知れないが、間に何か緑の紙とかが張ってあったりした方が良いかもしれない。その境界、外と中の、微妙な感じで表現して欲しい。
長くて色んな住民の分布とか色んな想像をさせてくれる。
古谷:透かしてみるとすごく綺麗。ゆれるところとか。層のようにスキャンして作っているところとか、切って表現している密度がよい。
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# by enshu11 | 2012-01-06 16:21 | E5

◯◯◯ 長谷川駿

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長谷川:社会の構造について、食のコミュニティを考えた。老人、高齢者、社会的弱者、などの集合住宅。社会と個人をつなぐものとしてパティオを考える。
計画したのは、生産とかをシェアするものとして形を与えて、ゴミを処理するもの。食と消費について考え、普段は社会に隠されているゴミを、パティオに持っていく。ゴミの処理の装置を計画した。
桑原:テーマとしては面白い。最後に提案している図面で移り変わっている様子はわかる。しかしちゃんと機能する形を考えるということができていないと思う。流れを考えることでおもしろい形ができる。
坂本:社会、環境問題への着眼点は面白い。それをどうやって落としていくかというところ。
山岸:ごみに着目したところがおもしろい。グラフィカルな提案がなく、もったいない。四角い中庭は残念。地形とか環境とか、環境的にパティオができることはなにか。最後のページだけよくない。
古谷 最後のページが中間にきているのはいいが、その両側からのくっついたイメージが面白くない。食べる事と捨てる事から何かがでるのはいいが、それは普通すぎるのが残念。そこにもう一工夫欲しい。
松村くんのと組み合わせて、ものを捨ててなんか生えてきてそれをもいで食べるとか。
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# by enshu11 | 2012-01-06 16:20 | E5

○○○ 内田将大

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内田:家の間のパティオを考えた。住宅で家と家の間に住宅が開けられるような余裕があり、家を頑張って開ける。開けることで外の家と家の間の空間がパティオになる。
集合することで入り組んで家と家の間のパティオが面白くなる様に考えた。
家にある元々の機能を外に出して集合することでシェアになると思った。
桑原:実際にやろうとすると難しそうだが、この形で開くというのがおもしろいと思う。この形だから不思議な感じがするのだろう。開き方はもっと色々考えられると思う。シェアするのだから、もう少し開いて集まっている様子を表した方が良かったと思う。
坂本:開ける事で全て見せてしまうところが面白い。
いろんな空間の使われ方があって、普通の建築ではあり得ないアクションの様なことができそう。舞台装置みたいなところが面白い。
山岸:開いた部分が薄いのが面白い、実際に少し開くことが可能な感じがするから。
階段が後付けで、開くと上れるが、寝るときははしごも仕舞う、開けないと外にもでられないというのがおもしろい。位置関係で面白い集落ができそう。
古谷:鞄みたいでおもしろい。いくつかある集合の中で扉がその調整を行える。一個だとつまらないが、もうちょっとスタディして複数するとどうなるか考えた方がよかった。どちらかの階だけ開くとか、バリエーションが考えられる。
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# by enshu11 | 2012-01-06 16:15 | E5

○○○ 塩谷歩波

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塩谷:ハモニカ横町を歩いていて、路地の中で交じりあっていて、一個の住居の生活圏がパティオを介して混ざり合っているのがよいと思った。
屋台のリヤカーを考えた。机とか椅子がどんどん外にでていくということでハモニカ横町ができている。それを建築にしてみた。だんだん外にでていく、面白い空間ができると思った。
桑原:感覚的にはハモニカ横町がおもしろいというのはわかる。出来ているものの絵がもう少し豊かにできると思ってしまう。
ハモニカも少しうさんくさい。今の段階でそれがいいと思うのはいいが、もっと洗練されたらいいと思う。
山岸:ページをめくる楽しさがあった。
古谷:入江先生が好きな横町。シェアされる路地がパティオにできるというアプローチはおもしろい。今の所あまり飛躍的なアイディアとはなっていない。
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# by enshu11 | 2012-01-06 16:14 | E5

○○○ 松村耕

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松村:日本に住む、パティオが好きなスペイン人になぞられた物語を考えた。
部屋と部屋の間の壁にダクトなどの設備を介することによってパティオを入れる、という試み。
山岸:贅沢なパティオ、せめて壁にパティオをというのがおもしろい。細くてもいいから垂直にというのがおもしろい。垂直に細長くつながっていると、エレベーション的にも豊かで、採光もとれて、コミュニケーションもとれて良さそう。
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# by enshu11 | 2012-01-06 16:13 | E5

○○○ 小竹海広

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小竹:パティオを探した時、地面を掘っている集落を見つけた。不完全な機能、食堂などを補完あって、穴が完成する。それがパティオだと思った。先に機能があるということが建築に使えないかと考えた。引き込まれた所に機能がある。引き込まれた動線を考えた。
桑原:ひきこまれるというところに、ぱっとみの面白さがある。埋まっていたらそんなにおもしろくないけど、中に違った形でパティオがあるというのが面白いと思った。模型のひだがおもしろい。
坂本:真ん中はパブリックで、奥にいくとプライベートになっているところがグラデーション状でよくできている。用途の方にも考えてくれると良かった。
山岸:引き込まれたさきに扉があるというのが集落との違いでおもしろいところ。一般的なパティオから抜け出していないところが少しもったいない。二層になっていることでちょっと複雑にはなっている。
古谷 ヤオトンのおもしろさが現代化できている。
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# by enshu11 | 2012-01-06 16:13 | E5

○○○ 山口莉加

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山口:はめ込むことで屋根のないパティオを考えた。
はしごのようなものを考えた。それをはめこむことでそれぞれの人がその空間のつかい方を考えられるようにした。
桑原:絵が不思議。どこかシュールでルルーにも通じるものがある。
坂本:はしごでなくてもいいと思った。色んな住民が色んな使い方をすることは想像できる。
山岸 装置で立体化していくという話はおもしろいと思った。絵が不思議、はしごだから水平にも垂直にもかかるのだろう。いろんな使い方が出来る感じがして好き。
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# by enshu11 | 2012-01-06 16:13 | E5

○○○ 菅野正太郎

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菅野:欧米などでは前庭は積極的に利用されていて、それは日本にはあまりない良い空間だと思う。集団が共有する前庭的だけど、かこまれていて、パブリックなのにプライベートというものをつくろうと思った。今のパティオはもっとパーソナルになりたいとき、そういう空間がつくれないと思った。
神楽坂などの路地空間で溢れている場所。見え隠れしたり、場所の層が重なり合ったりすることで、集団的なものとパーソナルなもの両方ができると思った。日本的な奥行き感とかもできると思った。
桑原:あまったところがパティオになるという話ですよね。おもしろいかもしれないけど、もう少し何か欲しいと思った。
坂本:凄く引かれた。一網打尽に全部パティオというのと、一段さげると本当になりそうなところ、日本の高密度な感じ等もすごく魅力的。
山岸:いろんな空間ができそうでおもしろいけど、魅力的な場所をクリアランスしてというのはよくないのでは。塀を残してするとそれだけで出来そう。全部ではなく小規模なら出来そう。
古谷 外庭と中庭が逆転するという話。砂の女はこういうことかと思った。
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# by enshu11 | 2012-01-06 16:12 | E5


2011年度 早稲田大学建築学科3年生の選択授業 『設計演習D/E』のアーカイブブログです


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TA
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M1 籔内文恵


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